わたしと ことりと すずと
わたしが りょうてを ひろげても、 おそらは ちっとも とべないが、
とべる ことりは わたしのように、 じべたを はやくは はしれない
わたしが からだを ゆすっても、 きれいなおとは でないけど
あのなる すずは わたしのように たくさんな うたは しらないよ
すずと、 ことりと、それからわたし、 みんな ちがって、みんな、いい
金子みすず詩集より
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筑後路みのう北麓の冬2
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